この記事では、整体歴12年目/施術数6万件以上の僕が不眠症で悩んでいる方の問題を解決できるようにお届けしています!
今回は「抜け毛の原因が睡眠不足」をお届けします
この記事を読むことで
・女性の抜け毛、薄毛の症状 ・睡眠の質を上げるポイント
などがわかります
色々と試したけど効果があまり感じられない人は睡眠を考えてみましょう
では、最後までご覧ください
近年、女性の抜け毛・薄毛が10年前と比較すると増えてきています
自覚症状が無くても薄毛、抜け毛に関心がある人も多く30~60代女性で18.7%となり5人に1人が薄毛、抜け毛に自覚、関心があります
では、不眠が抜け毛、薄毛の原因になる理由を解説していきます
不眠が抜け毛、薄毛の原因になる理由
睡眠で大切なのはたくさん寝ることではなく質が大切です
たくさん眠っても、質が悪ければ体と脳を休めることが出来ないですし睡眠中に得られるメリットが無くなってしまいます
睡眠で得られるメリットは…
・脳と体の休息 ・記憶の整理と固定 ・ホルモンバランスの調整 ・免疫力の向上 ・脳の老廃物をとる
などがあります
睡眠の質が悪いと…
・太りやすくなる ・仕事や競技の ・精神が不安定になり、精神疾患を発症しやすくなる ・生活習慣病を引き起こしやすくなる
などがあります
睡眠の最初の90分がしっかり眠れていないと自律神経が乱れホルモンの分泌量もしっかりとれません
そうすると薄毛や抜け毛の原因になります
また、女性で睡眠不足の人が引き起こしやすい薄毛・抜け毛の問題として
・FAGA ・産後脱毛症 ・閉経後の薄毛 ・甲状腺機能の異常 ・過度なダイエットの薄毛
などがありますが、これらが睡眠とどのように関係しているのか解説していきます
FAGA
FAGAは女性男性型脱毛症のことで女性に起こる脱毛、薄毛の事です
初期の症状では分け目が広がったり抜け毛が増えたりします
症状が進むと髪全体が薄くなったように感じる人が多く、そこから進行すると頭頂部から脱毛する範囲が広がっていきます
また、原因として
・加齢によるホルモンの減少 ・自律神経の乱れ
があります
加齢によるホルモンの減
年を重ねるとホルモンの分泌量が減ります
ですが、成長ホルモン(グロースホルモン)は運動後と睡眠の入眠後にすぐ来るノンレム睡眠の時によく分泌されます
特に、入眠時のノンレム睡眠に多く分泌されしっかり深く眠ると分泌量は70~80%ほどになります
成人の成長ホルモンは細胞の成長や新陳代謝の促進、皮膚の柔軟性アップやアンチエイジングの効果があります
肌の保水量は睡眠の質で上がります
これは肌の水分が睡眠と密接につながっていて「性ホルモン」や「グロースホルモン」の影響を受けるためです
また、髪は肌と同じでタンパク質とケラチンで出来ていて、髪は大部分がタンパク質で構成されています
成長ホルモンが分泌されればされるほど健康な髪に成長し、薄毛になりにくい環境を作ってくれます
ですが、睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が減少し、毛髪の形成に必要なタンパク質の合成が十分に行われなくなり薄毛の原因となってしまいます
自律神経の乱れ
自律神経の乱れは、そのままホルモンバランスの乱れに繋がっているためFAGAの原因になります
自律神経の乱れは生活習慣の乱れやストレスの蓄積からくることが多いです
そうすると睡眠不足になりホルモンの分泌も減り薄毛、抜け毛になっていきます
産後脱毛
産後の抜け毛は出産後の女性の8割以上に起こる脱毛症です
個人差がありますが
・産後2~3か月頃から髪が抜ける ・たくさん抜ける ・1年程度で元の毛量に戻る
などの特徴もあります
覚えてほしいのは一時的な脱毛なので、心配になると思いますが深刻に考え過ぎないことが大切です
産後の抜け毛を引き起こす原因は
・女性ホルモンの分泌の変化 ・ストレスの増加 ・睡眠不足 ・栄養不足
などがあります
産後の女性はどうしても赤ちゃんの世話から離れることが難しいため睡眠不足が慢性化しやすいです
そうすると、成長ホルモンが十分に分泌できなくて抜け毛や切れ毛が増えたと感じる人もいます
身近な人の力も借りてなるべく睡眠時間を確保することが必要です
甲状腺機能の異常
甲状腺の異常は女性に多く20~40女性に多く発症します
甲状腺は細胞の生まれ変わりや毛の発育に関係しています
甲状腺ホルモンの分泌が活発になったり減少したりすることで起きます
甲状腺機能の症状で
・橋本病 ・バセドウ病
がありますが、どちらも髪の毛が抜けることがあります
また、甲状腺ホルモンが減少すると上気道の筋肉の緊張が弱まり睡眠中に喉が狭くなりやすく舌が大きくなります
そのため、イビキや睡眠時無呼吸症候群が発生してしまい睡眠が不足すると更に髪は抜けやすくなります
過度なダイエット
女性でダイエットをしてキレイになりたい人や、自信をつけたい人は多いと思いますが、過度なダイエットはNGです
過度なダイエットが抜け毛、薄毛の原因になる理由は摂取する栄養を制限してしまい、基礎代謝が低下し頭皮の血行不良を起こしやすくなります
また、過度なダイエットを行うと空腹で夜眠れなくなることがあります
空腹時は交感神経が優位に働いているので頭がさえてしまって眠れなくなります
そうすると睡眠不足になりグレリン(食欲増進ホルモン)が増えて太りやすくなります
なので、ダイエットの際は睡眠をしっかりとるために夕食を抜くことは止めましょう
ダイエットと睡眠についてはこちらをご覧ください
抜け毛・薄毛が気になる女性がぐっすり眠る為にすること
抜け毛・薄毛がきになる女性が状態を改善させるために睡眠を取る必要があることは上記の内容でお判りいただけたと思います
では、実際どのように睡眠を取れば抜け毛、薄毛が改善に向かうことが出来るのか?を解説していきます
入眠初めのノンレム睡眠をしっかり取る
睡眠時間は取る必要がありますが、質を大切にしましょう
「たくさん眠ったけど眠った気がしない」や「眠っても疲れが取れない」などの経験があるかと思います
それは、入眠後にすぐ来る「ノンレム睡眠」がちゃんと深く眠れていない可能性が高いです
最初のノンレム睡眠の質が乱れると、その後の睡眠サイクルにも影響が出て朝まで質の良い睡眠を取ることが出来ません
なので最初の90分を意識することが大切です
眠る時間と起きる時間を固定する
上記の内容を見ても分かる通り睡眠とホルモンは密接に関係しています
最初のノンレム睡眠の質が良いと成長ホルモンが多く分泌され
その成長ホルモンが抜け毛、薄毛の改善に必要で運動後にも分泌されます
(運動は夕方ごろから行うと成長ホルモンは多く分泌される)
ただ、このホルモンは「いつもなら寝ている時間に起きていると全く分泌されない」ので眠る時間を決めると分泌量を確保できます
また、人は14~16時間ほど起きていたら睡眠圧が高まり自然と眠くなります
起きる時間を固定することで就寝時間も決めやすいです
眠る前にスマホやPC、テレビを見ない
現代ではスマホやPCは当たり前のように使いますが、スマホやPC、テレビから放たれる「ブルーライト」は網膜に良くなくメラトニンの分泌を妨げます
メラトニンは、自然な睡眠を促してくれるホルモンで夜になると増加しますが、目から入る光で分泌量が減ってしまいます
その結果、睡眠の質が下がりホルモンや自律神経が乱れ薄毛、抜け毛の原因になります
夕食を食べる
ダイエット中に夕食を抜いて眠れないといった経験がある人は多いかと思います
夕食を抜くとオレキシンとゆう物質の分泌が促進され食欲が増す上に覚醒して眠れなくなります
オレキシンは交感神経を活発化し体温上昇も引き起こしさらに眠れなくなります
そうなると、自律神経が乱れホルモンの分泌も十分ではなくなり抜け毛、薄毛の原因になってしまいます
なので、忙しくて遅くなっても1時間前には夕食をすませましょう
適度な運動
運動習慣がある人はない人に比べて不眠が少ないことがわかっていて
習慣的な運動は睡眠の維持に効果的で、1回の運動だけでは効果が弱いですが続けることで、寝つきが良くなります
そうすると深い睡眠が得られるようになるので習慣的に続けることが大切です
激しい運動は逆に睡眠の妨げになるので気を付けてください
運動は17時以降が効果的でこの時間帯の運動は成長ホルモンが分泌されやすくなります
また、運動を行うことで脳の温度が一時的に上がり、就寝時には脳の温度が運動をする前より下がります
そうすると体感温度と皮膚温度の差が縮まり快眠しやすい状態になり
しっかり深い睡眠を取ることが出来れば抜け毛、薄毛の改善につながります
まとめ 抜け毛・薄毛の原因は睡眠不足だった!?
睡眠不足は抜け毛、薄毛の原因になり上記の症状を加速させる原因になります
なので、いろいろ試したけど効果を感じにくい人はまず基礎となる睡眠を見直してみましょう
睡眠の質が上がるだけで生活の質も向上にもつながります
また、抜け毛、薄毛の改善だけでなく仕事のパフォーマンス向上に繋がったりダイエットにも効果的です
質の良い睡眠はメリットだらけなので
是非、睡眠の質を見直し抜け毛、薄毛の改善だけでなく身体的、精神的のメリットも手に入れましょう
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